まず、株式会社パズルについてご紹介いただけますか

 弊社、パズルは営業支援をメイン事業にしている会社になります。カリバーはAI開発をメインとしている企業です。両社の企業としてそれぞれの分野に尖っております。その分野において人材不足が叫ばれる昨今で営業人員は企業の売上を伸ばすのに必須です。その営業ノウハウをパズルでためていき、カリバーでプロダクトとして実現しています。

PRしたいサービスについて詳しく教えてください

カリバーとの提携により、以下の事業を事業を展開しています。

1．トップセールスマン育成AI、 AIの高度な分析能力を活用し、経験が浅くスキルが未熟な営業担当者でも短期間で一定以上の営業成績を達成できるよう支援します。具体的には、優秀な営業マンの商談内容や営業プロセスをAIが分析し、成功パターンを抽出。それらを営業マニュアルや営業トークスクリプトとして体系化し、実践的なトレーニングツールとして提供します。これにより、営業スタッフのキャッチアップ期間を大幅に短縮し、組織全体の営業力を迅速に底上げすることで、売上向上に直接貢献します。

2．RAGを用いたチャットボット 企業が保有する各種マニュアルやFAQ、トラブルシューティングガイドなどをAIに読み込ませ、独自のRAG（Retrieval-Augmented Generation）技術を駆使したチャットボットを提供します。このチャットボットは、企業内で発生するさまざまなトラブルや問い合わせに迅速かつ正確に一次対応を行います。これにより、人的リソースを節約し、社員がより高度で専門的な業務に集中できる環境を作り上げます。結果的に企業全体の生産性が向上し、業務効率の大幅な改善が見込めます。

3．営業コンサルティングサービス AIや各種テクノロジーの活用を検討する前段階で、自社の課題が明確に把握できていない企業に向け、弊社の営業コンサルティングサービスを提供しています。まず弊社の経験豊富なコンサルタントが企業内部に入り込み、営業活動やプロセスを徹底的に分析して課題を明確化します。その後、具体的な売上向上施策を提案・実施し、その効果を確認しながらAI活用ノウハウを蓄積します。最終的に、蓄積したノウハウをAIツールへと落とし込み、持続的に企業の営業力強化を図る仕組みを構築します。

 これまでに手掛けられた案件やプロジェクトについて教えてください

弊社は2023年から創業した企業になります。その中で現場数として40社以上の支援実績はございます。

弊社はこれまで大手企業や外資系企業、動物園、製造業など幅広い業種の企業支援に携わってきました。当初は営業代行やコンサルティングを中心に展開していましたが、多くの企業において専属の営業担当者が不在であったり、営業担当者が工場作業や現場業務を兼務しているなど、営業活動に専念できていないことが課題であることに気づきました。

また、営業が本来の業務ではないにもかかわらず、無理な数字を求められる企業も少なくありません。一般的に、営業経験者であれば自然に身につく「質問の仕方」や「伝え方」といった営業スキルも、多くの企業では訓練する機会がなく、特に経営者自身が主に売上を立てている企業では、営業担当者が十分機能せず離職率が高まるという課題も見られます。

こうした現状を改善すべく、中小企業でもAIを活用することで営業生産性を向上させ、難易度の高いタスクをAIがサポートし、人間が売上獲得という本来の営業活動に集中できる環境づくりを推進しています。

Profile

合同会社puzzle
柘植 信英


ドコデモ株式会社を学生時代に企業し、後にアイドマ・ホールディングスへ事業を譲渡しました。私自身、営業戦略や代理店立ち上げなどノウハウがない状態で当時苦労しました。その後試行錯誤の上、アイドマ・ホールディングスに売却ができました。
当時、経営者として苦手だった初心を忘れず、多くの企業様の足りないピースになれるような会社を目指していきます。